伝票の桁幅にこだわる部長


が取引先にかつていました。

伝票というのは大体印字できる桁数が決まっていて、ながい商品名だと途中でカットするか略字を使って表示します。そのあたり、美意識の強い方だったようで自社の商品を外字登録の機能をつかって商品のマークをキレイに納めていました。

今の時代だったら、まぁそれでもいいのでしょうけど、昔はプリンターにもフォントとして登録する必要があり、また社内のパソコンに全部インストールする必要もあり、なかなかの手間です。

部長も部長で相当の時間を使って丁寧にフォントを作成していて、完璧主義者のようでなかなかきれいなフォント作られてましたけど若い僕が傍から見てもそれが部長の仕事なのか疑問ではありました。

ほどなくしてその会社は他の会社に吸収され事業も縮小されたようです。部長のその後はよくわかりませんが、厚遇されたという噂は聞きません。当時の事情は良く分からないのでいい加減なことは言えないですが、完璧を求めると効率面で悪い影響が出ることもあります。持てる力は有限なのでどこにどう割り振るのか。きちんと考える必要がありますね。