EC2で運営していたWordpressをLightsailに移行しました。比較的簡単に行えたのでその手順の記録
Lightsailのインスタンスを作る
AWSコンソールからLightsailの管理画面を開きアプリ+OSのWordPressを選んでインスタンスを作って下さい。今回は一番お手頃なプランを選びました。

運用中のサーバにAll-in-One WP Migrationプラグインを入れます。

エクスポートを行います。エクスポート先はいろいろありますがファイル(ローカルファイル)が取りあえず無難だと思います。

Lightsail側の環境設定です。まずはWPの管理画面にアクセスし、ユーザー名:user パスワード:初期パスワードを入力し管理画面を開きます。初期パスワードはLightsailサーバの/home/bitnami/bitnami_application_password に保存されているのでsshで接続し、内容を確認して下さい。
ちなみに、sshでログインして気づいたのですがLightsailのWordPressインスタンスはUbuntuなんですね。

Lightsail側のWordpressは取りあえず使用言語とタイムゾーンだけを設定しAll-in-One WP Migrationプラグインをインストール&有効化します。
All-in-One WP Migrationプラグインから現行サーバからのエクスポートファイルをインポートします。デフォルトだと40MBまでのファイルしか対応していませんのでご注意下さい。

40MBでは足りない場合、512MBまでなら無料で拡張できるようです。下記のサイトにアクセスし、「Basic」プラグインをダウンロードします。
https://import.wp-migration.com/

ダウンロードしたzipファイルを手動でインストールします。

プラグインを有効化すると最大サイズが512MBまで拡張されます。

これでWordPress環境は全て移設完了しました。お疲れ様でした。あとはDNSなどでサーバのIPアドレスを登録し直すなどして下さい。
ちなみに今ご覧頂いているこのサーバもLightsailの一番安価なプランで運営しています。DNSをRoute53で運用したとしても月$4でWordPressが運用できます。
以上、ご参考になれば幸いです。
追記
LightsailのWordpressインスタンスは画面右下にBitnamiのリンクが表示されます。

これはsshでサーバに接続し、下記のコマンドを実行することで削除されます。
sudo /opt/bitnami/apps/wordpress/bnconfig --disable_banner 1
apacheのリスタートもお忘れ無く
sudo /opt/bitnami/ctlscript.sh restart apache