連休真っ最中の5/4、いかがお過ごしでしょうか。こちらは午後から時間が空いたのでRaspberryPiにアダプタを付けて無線LANに接続させました。今回購入したのはこちらBuffaloのWLI-UC-GNM。お値段安めのコンパクトアダプタです。
しかし、購入してから知ったのですが、割と消費電力高め(5v/max2.5A)で運用中に熱くなるらしいです。 こちらのPlanexの製品だとmax1.3Aで熱も少なめらしいので次回はこちらを買おうと思います。
そういう後悔はあとでするとして、とりあえず今回は WLI-UC-GNMを設定しますね。まず、RaspberryPIの電源を落とします。次に空いているUSBポートに接続します。そして起動!
起動後、ログインしてlsusbコマンドで下記の行が表示されているか確認します。
pi@raspberrypi ~ $ lsusb
Bus 001 Device 004: ID 0411:01a2 BUFFALO INC. (formerly MelCo., Inc.) WLI-UC-GNM Wireless LAN Adapter [Ralink RT8070]
ついで、「/etc/network/interfaces」ファイルを編集します。root権限が必要なのでsudo等でエディタを起動して下さい。
pi@raspberrypi ~ $ sudo vi /etc/network/interfaces
ファイルの中身はこんな感じです。
auto lo
iface lo inet loopback
iface eth0 inet dhcp
allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet dhcp
#wpa-roam /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
iface default inet dhcp
次に無線LANの認証に関する設定を行います。X-WindowのGUIから設定した方が簡単みたいですが、今回はコマンドラインから作業を行います。まずこちらのコマンドを入力して下さい。
pi@raspberrypi ~ $ wpa_passphrase ssid passphrase
ssisには利用したい無線LANのSSIDを、passphraseには同じく利用したい無線LANのパスフレーズを入力します。こんな感じで結果が帰ってくると思います。
network={
ssid="ssid"
#psk="passphrase"
psk=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
}
この結果を「/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf」に追加します。こんな感じですね。
pi@raspberrypi ~$ sudo sh -c "wpa_passphrase ssid passphrase >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf"
一応ファイルの中身を確認して下さい。こんな感じになっていると思います。
ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="ssid"
#psk="passphrase"
psk=xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx
}
再起動すればDHCPでIPアドレスが割り当てられているとおもいます。SSIDとパスフレーズはちゃんと設定しましょう。実はSSIDをtypoしてちょっとだけはまりました。
RaspberryPi自体小さな筐体なのでケーブルなしでの運用がやはりすっきりして良いですね。長期運用のテストもしたいとおもいます。
そんなとこです。