Robox Blog

Mac版Googleドライブの再設定

  • 2017年04月8日

Mac版のGoogleDriveが使えなくなって(起動してもメニューバーにアイコンが表示されない、サーバと同期しない)アプリケーションを削除したり再インストールしたりしても改善されなくなりました。

ネットでいろいろ調べたところ下記のフォーラムを見つけました。

https://productforums.google.com/forum/#!topic/drive/JNneQLK3iG8

こちらを参考に「~/Library/Application Support/Google/Drive」ディレクトリを削除し、再度Googleドライブを起動して再インストールができました。削除はターミナルを開いて下記のコマンドで行えます。

sudo rm -r ~/Library/Application Support/Google/Drive

git pull を行うWSHスクリプト

  • 2017年03月14日

Windowsで散らばったgitリポジトリの各ディレクトリでgit pull を行うWSHスクリプトです。git.exeを使います。

batでもいいのですが、せっかく覚えたWSHを使う機会もないのでリハビリ代わりに。
ソースの半分がボタンやダイアログの種類の定数宣言です。これらはシステム定数として持って欲しいなぁ。Javascriptなので定数の概念もないんですけどね。

https://gist.github.com/robox0917/932237145e4258556267eb7ce3b3be5b

いきなりFacebookがフランス語になった?

  • 2016年07月14日

Facebookを利用しているときに言語がフランス語になりました。こんな感じです。

フランス語になったFacebook

フランス語になったFacebook

解決方法はFacebookの左下にある言語を選択するボックスで日本語を選んで下さい。

言語選択ボックス

言語選択ボックス

なにかのタイミングでフランス語をクリックしたのですかね。ちなみにPC版での操作になります。

【2016イタリア旅行】ポンペイの悲劇を訪ねる

  • 2016年06月29日

ソレントの駅からは鈍行の列車に乗り18時少し過ぎた頃にポンペイに着いた。18時までの受け付けだけど大目に見てくれた。となりのアメリカ人のグループは大げさに喜んでいた。僕らも嬉しかったのだからあれくらい喜んでも良かった。感情を、特に良い感情をすなおに表現できるのはすばらしいことだ。

いよいよポンペイの中に入る。想像以上に広い。
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広大なはずだ。ポンペイは79年に起きたヴェスヴィオ火山の噴火により埋没した都市で最盛期は2万人の人々が住んでいたそうだ。当時の生活は火砕流により町並みや建物、調度品はもちろん人々や動物までそのまま真空パックのように保存された。遺体は朽ちて空洞となり考古学者はそこに石膏を流し込み亡くなった姿を再現させた。
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こちらの小さな子供は表情もうっすらと分かる
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犬の死体も復元されていた。窮屈そうなポーズが痛ましい。
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所々にこうした丸い穴が空いている。これは食堂や居酒屋などが鍋や皿を置いて提供していた後らしい。
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こういうお店の造りは大体おいしいお店だと思う。
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現在と変わらないパンやワインも発見されている。トマトは後の時代だからこの時はなかっただろう。奴隷も主人も同じ食べ物を食べていたらしい。豊かな都市だったようだ。

道路は歩道と馬車の通る車道で別れている。車道が低い位置にあるので横断歩道は飛び石状になっている。轍の跡が深くて場所の行き来は大変そうに見えるが、当時はもうすこしなめらかだったのだろうか。
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建物の壁は場所によってはきれいな色がそのまま残っている。これも火砕流で閉じ込められたおかげで風化を免れたのだろう。
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これは猛犬注意の案内だそうだ。かわいい。今でも通用するデザインだとおもう。
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この床の絵も立派だ。戦いの場面だろうか。
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こちらも床に描かれている絵
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床はタイルの模様も美しい
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壁にはこういう文字も書かれている。看板の役目をしていたのだろうか。
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壁に描かれた絵もきれいに残っている。贅沢な邸宅の基本的な造りはこの頃から変わりない。
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街の外れに競技場もあった。こちらは時間切れで中に入ることが出来なかった。遠くに白い月が見える。
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ポンペイは19:30くらいまで空いているのだがその中の競技場や有名な邸宅などは早めに閉まる。施設全体の終了まで合わせて欲しい。こちらの競技場もいずれ観たい。旅の宿題にしよう。

彫刻もすばらしいものが幾つもあった。
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彫刻の題材は歴代の先祖がおおいそうだ。
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夕日に照らされるヴェスヴィオ火山。大噴火の事実はなかったかのような穏やかな山容
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以上、急ぎ足で見学して、まだまだ見たりない思いをしながら公園の外へ。外にはガラスの施設があり、そちらにも石膏で復元された遺体がいくつか展示されていた。

こちらは親子の像。切ないな。
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ここにも子どもが
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うつぶせで息絶えたのだろうか。
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折り重なった人々
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顔の骨格までわかる。
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これは苦痛の表情が見て取れる
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こちらも頭部の骨格がリアルだ
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複数の遺体をまとめて見ると、凄惨な状況が目に浮かぶようだ。
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そして、こちらはポンペイの野良犬。ポーズは似ているけどさきほどのポンペイで埋もれた犬とは違ってなんだかおだやか。悲しい場面ばかり見てきたので癒やされる
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発見時は建物や美術品が往時の鮮やかさで残っていたポンペイ。いまでは風化もすすみいくつかの建物が倒壊したり色あせたりしているそうだ。人の目に触れるとどうしても時間は進んでしまう。止めることは出来ないのだろうな。

さて、ナポリにとりあえず戻ろう。
(つづく)

Thetaで撮影したポンペイの町並み

ポンペイの町並み。道路は車道と歩道が別れていて横断歩道もある #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

【2016イタリア旅行】カプリからソレント通過

  • 2016年06月28日

青の洞窟を見終わったのが15時過ぎ。この日はポンペイまで行きたかったのだがきっと無理だろう。あきらめながらカプリ島のマリーナグランデまで行き船の便を確認する。目当てはナポリ行きの船だが、もう一つソレント行きの船があるらしい。はじめて聞く地名。ソレントとはどこだろう?ネットで調べてみるとポンペイの南にある港町のようだ。ナポリよりもポンペイに近いかも。ソレントからポンペイを目指すのも有りだ。船の出発は16:10。時刻は16:00。迷う暇もなくチケット売り場に並んだ。直前の客が払い戻しのためか手続に時間がかかっている。日本語でおせーよと軽く悪態付きながらもなんとかチケットを買って船着き場まで走った。しかし、ここはイタリア。出発時刻ぎりぎりでもまだたくさんの乗客を乗せている。鉄道もそうだけど交通インフラは遅延が常態化しているがそのおかげで助かる場面もある。困る場面もあるけど…
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ソレントに着いた。
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港からは切り立った崖が眼前に広がる、特異な風景でまるで要塞のようだ。
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もう17時近い。いまから行ってもポンペイに入れるかどうか。とりあえずダメ元で行ってみよう。ポンペイまでは鉄道で行けそうだ。駅を目指す。地図を見ると駅まで徒歩で行けそうだ。港からの道は石畳で落ち着いた印象を受ける。地図では交差点となっているのだが実際は壁が立ちはだかる。壁を伝うように階段がある。これを昇のか?
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そう、上るしか内容だ。疲労困憊の体にむち打ってなんとか登り切った。振り向くと結構な高さだ。崖と壁の区別が付かない。こういう何気ない景色の異国の香りがまたたまらない。
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ソレントは街も良い感じだった。人口1万数千人の小さな街だが観光客の数も多くにぎやか。面白そうなカフェや雑貨店が並ぶ。いつか時間を割いてゆっくり観てみたい。こうやってどんどん宿題が溜まっていく。人生の時間はいくらあっても足りない。どの街に行ってももうここは十分だと思うことは少ない。
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ソレントの駅は小さなターミナル駅で既に2本列車が止まっていた。ホームの乗客に確認したところ奥の方がポンペイ行きの列車だそうだ。切符を買いその列車に乗り込む。20分ほど待って列車が出発した。
(つづく)

【2016イタリア旅行】青の洞窟

  • 2016年06月14日

カプリ島での目的は青の洞窟。はやめに回ってゆっくりランチを取って午後はナポリに帰ろうという計画だったがスムーズには進まなかった。ガイドブックやネットの情報では舟で洞窟の周辺に行きそこから小舟に乗り換えて青の洞窟へ入るらしい。上陸した港はマリーナグランデ。ここからさっそく急いでそれらしいチケット売り場へ進む。チケットは周遊コースと青の洞窟直行の2コースあり、とうぜん青の洞窟コースを選びたいのだが、すでに完売とのこと。さて困った。娘が言うにはケーブルカーで山に登りそこからバスで行く方法があるとのこと。付近を見渡したが島は案内がほとんどイタリア語のみでどれがケーブルカーの乗り口なのか良く分からない。人だかりのあるところがあったので取りあえずそこに並んだ。日本と違い行列はぐだぐだでちょくちょく割り込まれなかなか前に進まない。ある程度進み入り口が見えてきたがそこでは皆チケットを機械に通して中に入っていた。現金のやり取りはない。ということは、そのチケットを入手する必要がある?どこに売っているのだろう。娘が向こうを指さし、みんなあそこからこっちに向かってくると言う。恐らく指さした先にチケット売り場があるのだろう。娘に場所をとってもらって単身チケット売り場へと行く。無事チケットを購入しケーブルカーで島の中腹へと向かう。
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平日だというのにしかしすごい人だ。ケーブルカーに乗るまで小1時間ほどかかった。これほど人気の観光地だとは思わなかった。イタリアの他の観光地もそうだがこちらで平日もは週末も人出は変わらない。休日を柔軟に取得できるような社会の雰囲気なのかも。イタリア全土とにかく見所がたくさんあって好きなタイミングでバカンス取って観光したくなる気持ちは分かる。

山の中腹へと着いた。見下ろすと絶景。もうすこしましな写真を撮れば良かったが急いだり焦ったりで余裕がなかった。
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ここから青の洞窟行きのバスにのるらしい。バス乗り場を探し少し下ってみるがそれらしき場所は見当たらない。カフェのスタッフに聞いてみるとバス停は元来た場所の奥にあるとのこと。どうやら反対の方向に付いたらしい。そしてそこからアナカプリ行きのバスに乗れと言う。そんな場所あったかな?位置関係も方向もわからず途方に暮れる。親子して若干パニック気味。
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もういちど注意深く探してバス停を見つけた。チケット売り場でチケットを購入する。さきほどのケーブルカーと同じチケットで同じ料金だ。どうやらカプリ島のケーブルカーとバスは共通チケットのようだ。往復の分も含めてあらかじめ買うこともできそうだ。そうすればもっとスムーズにバスやケーブルカーを利用できただろう。

アナカプリまで進む。途中岩を削ったような断崖絶壁の場所を通る。この風景もなかなか良い。
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ガードレールは申し訳程度。対向車と離合しながら進む。混んだバスの吊り輪に捕まり窓外を見下ろすとかなり怖い。バスに揺られしばらくしてアナカプリに着いた。もうここがゴールで青の洞窟はすぐそこなのだろうか。どうもそんな感じではない。そもそもここは丘の上。洞窟はとうぜん海沿いだから島の下にいかなければならない。ネットの情報ではアナカプリから青の洞窟行きのバスに乗り換えるとある。しかし、付いたバス停以外のバス停がない。またも最寄りのカフェのスタッフに聞いているとアナカプリにあるバス停に乗れと言う。え?ここがアナカプリではないの?僕らが降りたバス停を指さしここでバスに乗ってこの先に行くんだという。迷っても自動で行けるわけではない。グラッチェと礼を言い半信半疑ながらもバスに乗る。果たして次ぎのバス停もアナカプリだった。複数の行き先のバス停があった。???いまだによく理解していないのだが、さきほどは観光地のアナカプリ?ここはバスターミナルのアナカプリ?どのネットの情報にもない。今日中に行ける気がしない。本当にたどり着けるのだろうか。娘も疲れて不機嫌になっている。やはりツアーで行けば良かったか。僕も後悔といらだちを感じ始めていた。最終的にはもちろん行けたのだが、この時は本当に不安だった。

アナカプリからは3つのバス亭がありその一つにGrotta Azzurraと案内のあるバスが停まっている。これが青の洞窟行きのバスだろう。もうさすがにこれに乗れば乗り換えなしで着くだろう。バスに乗車後、カメラをバス停に忘れたのに気づいて取りに行き、戻ると先ほどまで立っていたかわいらしい男の子が僕の席に座っていた。ちゃっかりしてるな。子供のことだから特にどうということはないけど。バスは細い道を下っていく。すれ違いが怖い。長いことこの道を使っているだろうから拡張すれば良いのにとも思うが、そうすると景観が損なわれる気もする。この道幅でもちゃんと行けるんだからこのままで良いか。途中で先ほどの男の子が降りた。乗客や運転手から声を掛けられていた。地元の子供のようだ。こんな素敵な島で子供時代を過ごすなんて。すこしうらやましい。

狭い道をくねくね曲がってバスは青の洞窟へ着いた。入り江にはたくさんの船が到着していた。マリーナグランデから船に乗っていればここに着いていたのか。きっと速く着いただろうな。もちろん迷わずに。
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入り江の船に乗っている乗客はさらに小舟に乗り換えて青の洞窟へと進む。我々陸路組と交代で洞窟に入っているようだ。あまり並ばずに乗れた。ようやくここまで来たか。後は洞窟に入るだけ。
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ちなみに体の小さな東洋人はボートに押し込められるという噂を聞いていた。並んでいる間ボートの乗客数を見ていたが通常は4人乗せるところを僕らは5人。しかも前方に一人、後方に4人という謎な配分。僕らも狭いし、同席のおばさま達2人も狭かったと思う。もう少しゆっくりしたかった。そうこうしているうちにいよいよ我々の番に。狭い入り口を体すれすれで入る。しばらくは目が慣れず真っ暗で、娘が僕の方を見て歓声上げるので振り返る。

…洞窟は青かった。いろいろな写真や映像で見たことがあったが、これほどまでに青いとは。古代ローマの皇帝が好んで通っていたと言われているが、そうだろう。納得の光景。
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Thetaでvr動画も撮影したので良ければ。無編集。おじさんの歌と一緒にどうぞ。2分くらいから洞窟に入るところ。

来るまでの苦労は全て吹き飛んだ。来られて良かった。見られて良かった。時刻は夕方の4時になろうとしていた。まだまだ島を観足りない。名物のリモンチェッロも飲みたいし特産品のカメオも買いたい。いつか再訪することがあれば、今度は少しだけ土地勘が着いたのでゆっくり廻ろう。もう迷わない。
(つづく)

【2016イタリア旅行】ナポリ経由カプリ島

  • 2016年06月10日

今日はカプリを目指す。朝一でテルミニ駅へ到着。地下鉄の出口を間違って一度外に出た。テルミニ駅を外から見る。あらためてみるとやはり大きい。空港のように大きい。
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ナポリまでTrenitaliaという国鉄が民営化された鉄道会社を使う。日本のJRみたいなものだ。イタリアは都市が分散それぞれに発達し、また山岳国であるため鉄道の技術が高く鉄道先進国だそうだ。(その割にはあたりまえに遅延はしていたが。)今回はかなりの数鉄道には乗った。イタリアの鉄道事情についてはまた項を改めて記録したい。

切符は自動販売機で購入する。自動販売機は数カ国語に対応している。残念ながら日本語には未対応だが、特に難しい英語でもないのであまり戸惑うことはないだろう。クレジットカードも利用できるので便利だ。さすが鉄道先進国。日本もこのシステム導入して欲しいところだ。
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切符はA4三つ折りくらいのサイズ。日本のように裏に磁性体が塗っていないので扱いやすい。あの日本の切符はどうにかならないものかね。
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出発まで少し時間が合ったので駅のカフェで朝食を摂る。僕はエスプレッソを。娘はコーラとサンドイッチ。コーラを頼むとアルミのボトルとマフィンが付いてきた。ちょうどキャンペーン中だったらしい。ボトルは500mlペットボトルのコーラが入る容量で正直、旅先では荷物になると思ったが、娘は喜んでいた。
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エスプレッソは大変おいしい。コーヒーは好きだけどあまりコーヒー耐性のないタイプなのでふだんはが一日一杯しか飲まないけどエスプレッソだとそれほど胃に”来る”わけでもなく、朝昼版、機会がある毎に呑んでいた。あの苦みがくせになる。

さて時間が来て列車にのろうとする。自動販売機でプリントされた切符の適当な数字を出発ホームの番号と勘違いして行ってみたがなかなか列車が来ない。
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こちらでは駅のアナウンスがあまり饒舌ではない。どのホームにどこどこ行きの電車が到着した、発車した、などのアナウンスは必要最低限で何度も繰り返さない。もちろん「黄色い線の内側へ〜」といった声が聞こえるはずもない。最初は不親切だと感じたが慣れれば特に不便を感じることはなくなった。

通りすがりの男性が声を掛けてきて切符を見せるとこの切符はここのホームではないと言う。この人に限らず、イタリアの男性は親切な人が多い。国民性なのかもしれない。あるいは駅が不親切なので人々はこうして助け合っているのかも知れない。そうだとしたら不親切な駅の案内も悪くはない。

座席は普通席(スタンダード)が取れず、一つ上のプレミアム席で取った。普通席と同じ座席で割髙に思えるがドリンクやスナックが付いてくる。ドリンクはワインもOKなのでためらわずにワインを頼んだ。ワインはおいしい。のどかな田園風景を見ながらのワインは少し贅沢な気分にさせる。
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座席は日本の鉄道みたいに進行方向に合わせて席の向きを変えることが出来ない。テーブルを挟んだボックス席で構成される。テーブルは広めで用途によって折りたため便利なのだが写真のようになめらかな天板でふちにひっかかりがない。カメラをテーブルに置き何度となく落としてしまった。次のためにも日本に帰ったらカメラの底に滑り止めシートを貼ろう。こういう何でもない小技も自分で経験してこそだ。

ナポリ駅についた。こちらも広く大きな駅だ。たくさんの人が行き来をしている。
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ナポリ港まで地下鉄で移動する。途中、緑や紫の、カタツムリの巨大なオブジェが。ナポリはピザもだけど、タコとこのカタツムリが名物らしい。今回はバタバタでナポリをゆっくり回れなかったのだがいつかカタツムリを食べてみたい。
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地下鉄に乗りナポリ港まで道路の案内を見ながらたどり着く。カプリ行きフェリーのチケットを買いに売り場に進む。いくつか会社があってい値段も違う。船のグレードや移動速度に差があるようだ。持って来たガイドブック(るるぶ)を見てみるがその情報はない。とりあえず一番近い時間のチケットを購入してみる。

それらしい船着き場でしばらく船を待ってみるが一向に船が来ない。おかしいとは思いつつ更に待って、向こうの船着き場で人だかりが出来ている。あの場所かとおもい近づいてみるが船が着いていないのなんとも判断できない。次第に人が増えて、港の関係者とおぼしき男性にチケットを見せてこのチケットの船はどこに着くのか尋ねるとやはりこの人だかりの場所で間違いないとのこと。こういう人の行動を観察して対応する場面はいくつもあった。この旅で間違いなく観察力が鍛えられた。人だかりに混じって10分ほどで船が着いた。
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船はあまり揺れることなく、美しい地中海の中を進んでいく。窓からの景色に見とれていた。しばらく、小一時間ほどでカプリ島に着いた。美しい島だ。
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(つづく)

【2016イタリア旅行】トレヴィの泉

  • 2016年06月7日

旅行初日、フォロ・ロマーノから真実の口の後に再度地下鉄に乗りバルベリーニ駅へと向かった。地下鉄では途中のテルミニ駅で老婦人と幼児の二人連れが乗り込んできた。地下鉄内は軽く混んでいた。席に座っていた青年が立ち上がり老婦人に席を譲ると老婦人は子供を座らせた。そのあととなりの女性が立ち上がって老婦人に再度席を譲る。最初は断っていたが勧められて老婦人が座り立ち上がった女性にさらに座っていた別の男性がこの女性に席を譲り、こちらも女性は断っていたがいずれ席に着いた。ローマの地下鉄は治安が悪いと言われ僕たちも用心していたが実際はどうだ。素敵な光景を見せてもらった。スリや置き引きの被害を受けたこともなくまた見たこともない。それほど危険な交通手段でもないようだ。

目的地はトレヴィの泉。宮殿の壁と一体となった彫刻群で中央はポセイドンだそうだ。夜にもかかわらずたくさんの人で賑わっていた。昼の姿を見ていないのでどちらが良いかはわからないがきっとこの夜の姿が美しい。中央では天を仰ぎ神に祈りを捧げている人もいた。特に宗教色の強い場所ではないと思うが、きっと彼には特別な場所なのだろう。トレヴィの泉は夜が素晴らしい。
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こちらは恐らくポセイドン。ギリシャ神話の海と地震を司る神。
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泉は奥まで進むことが出来る。この写真は右奥で撮影した。たくさんの観光客がいる。
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もちろんコイントスも行った。後ろ向きにコインを投げる。コイン1枚は再びローマに訪れるように。2枚は大切な人と一緒になれますように。3枚は恋人や配偶者と別れられますように、という意味がある。僕の場合は2枚3枚は意味がないので1枚だけ投げた。また再びローマを訪れることが出来ますように。いろいろ行きそびれた場所もあるのできっとまた訪れたい。

泉を見た後はいくつかお土産屋さんに寄り、お腹もすいたので通りのお店でご飯を食べた。カプレーゼとピザとパスタ。イタリアのチーズとハムのポテンシャルは最強でおいしい。(パスタは正直今ひとつだった)お値段もけっこうしたが物価のせいか観光地価格なのか良く分からない。
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帰る地下鉄に向かう途中、トリトンの泉もあった。さきほどのポセイドンの息子。足下はイルカが支えている。僕らが子供時代、海のトリトンというアニメが放映されていた。イルカが仲間でそのストリートも合致している。17世紀の由緒ある貴重な彫刻だがこのトリトンを見る人はほとんどいない。人気のある場所とそうでな場所でこれほど扱いが異なるのか。できれば人の興味に左右されず自分の見たい物をこの度では見たい。トリトンはひたすら静かに水をたたえていた。
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これで初日の行動は終わり。明日は早朝からナポリを目指す。

(つづく)

【2016イタリア旅行】イタリアでのネット接続について

  • 2016年06月6日

今回の旅は自分たちでプランを練り鉄道を駆使して各観光地に出かけた。その移動の際に必須なのがタブレット端末とGoogle Map。紙の地図では現在地の把握が難しくGoogle Mapなしでは移動もままならない。当然ネット接続が必須となる。ローマとメストレ(ベネチア)のホテルはどちらもWi-Fi完備。速度も十分だ。駅や空港、カフェやレストランも大体Wi-Fiが使える。日本の公共Wi-Fiのようにメールアドレス入れて、とか10分までしか使えないとか、そういう意味のない制限はなくて使いやすい。

移動中やWi-Fiが使えない場所での接続はどうしようか。モバイルWi-Fiの端末をレンタルしてくれるサービスもあるが、結構高い。例えば「イモトのWi-Fi」であれば通常のWi-Fiプランが980円/日。LTEプランだと1,580円/日。今回は7日の滞在なのでLTEプランだと11,060円。しかも機器を紛失した際はあたりまえだが弁償しなければならない。そのための保険に加入すると300円/日の保険料が発生する。保険込みのLTEプランは13,160円。検討するまでもなく、このプランは却下だ。現地SIMを使っての運用を検討してみる。

昨年ベトナム旅行の際はイーモバイルのD25HWというSIMフリー3G端末と地元のSIMで快適に利用できた。今回はできればLTE(4G)での接続を行いたいため事前にSIMフリーのNECのAterm PA-MS04LNを購入した。現時点で究極のモバイルWi-Fi。購入に至る経緯は一度ブログに書いた。。

http://robox.org/blog/pa-ms04ln

キャリアをどこにするか。海外居住者は旅行者用のプランを契約する必要がある。それを踏まえて「イタリア」「sim」でググってみるとVodafone推しが多い。こちらはイタリア以外のヨーロッパ各国でも1日€3で500MBまで高速通信が行えるので(500MBを超えても32kbpsの低速通信可能)複数の国を移動する旅行者にとても人気があるそうだ。しかし、ネット上ではテザリングが出来ない、あるいはテザリングの度に手数料が発生したという情報があり今回は導入を見送る。他、検討の結果TIMというイタリアのドコモ的なキャリアが情報も多いし料金プランもシンプルなのでそこに決めた。他にはWindや3ITといったキャリアもあるようだが情報は少ないしエリアカバー率はTIMに及ばないと言うことなので候補から外した。

SIMは移動の途中に寄ったテルミニ駅の2階にあるショップで購入した。もうあまり覚えていないがデータ専用で2GBと4GB、10GBのプランがあったと思う。料金表の写真を撮ってくれば良かったと後悔した。4GBで€20くらい。10GBで€30。4GBで十分かと思い(後日後悔することになる)4GBのプランを購入。手続きにはパスポートと所定の用紙にサインが数カ所必要だ。SIMカードは1枚のSIMでフルサイズ、マイクロ、ナノの各サイズに対応する。そういう仕組みかというと、カードから切り離す際のくりぬく場所に応じて大きさが変わる合理的なデザイン。日本のキャリアもぜひ採用して欲しい。今回はPA-MS04LNで利用するのでマイクロSIMのサイズでくりぬいた。
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利用の仕方について、事前にネットで調べた情報ではカード裏面をスクラッチすると所定の番号が記載されているのでSMSで送って開通の手続をする必要があるとのこと。しかし今回はショップのスタッフが行ってくれたようでPA-MS04LNにSIMを差し込めばすぐに使えた。APN情報やID/Passwordの設定も不要。SMSでの設定が難関だと思い込んでいたのであっさり開通して良い意味で肩すかしを食らった気分だった。速度も十分で複数端末からの接続も問題ない。エリアも鉄道移動中の一部以外は全ての場所でつながった。

容量はやはり4GBでは少なすぎて3日目に上限に達して使えなくなった。追加でチャージできるとのことなので試みたがクレジットカードの認証でどうしてもエラーになる。どうやら日本のクレジットカードでは追加のチャージが行えないみたいだ。街中のTabacchiと呼ばれるキオスクみたいなショップやスーパーでプリペイドのカードを購入しリチャージできるそうだがSMSでの手続が必要のようで面倒だ。結局もう1枚、今回の反省を踏まえ10GBのSIMを追加で購入した。購入場所はミラノのガレリア内。スタッフが一時席を外ししばらく戻ってこなかった。なにか問題が発生したか。旅行者用のプランなので購入枚数の制限があるのかもなどと不安になった。戻ってくるとSIMを渡して用紙にサインして会計して、初回と同じ手続で無事利用できた。あの待ち時間は何だったのだろう。

2枚のSIMを購入し、トータルのデータ通信料は7GB弱だった。最初から10GBのプランを契約していれば十分間に合った。1日当たり1GB程度の通信料。日本よりも多めなのはGooglMapを多用したせいだろう。次回の旅行からは1GB/日で見積もろう。

(つづく)

【2016イタリア旅行】フォロ・ロマーノ

  • 2016年06月4日

ローマに着いた初日、時間があるのでさっそく観光へと出かけた。当初のスケジュールではホテルのあるピラミデ駅から徒歩でカラカラ浴場へ、フォロ・ロマーノ、コロッセオと流れるように行きたかった。まずはカラカラ浴場。手元にはまっぷるイタリア版の大雑把な地図。南北や位置関係もわからず苦戦する。テルミニ駅でデータSIMを購入してタブレットやiPhoneの地図でナビしてもらえば良かったと思うが後の祭り。途中たどり着いた駅(サン・パオロ駅?)のキオスクで男性の店員に聞いてみるが間髪入れずに「I don’t know」いかにも面倒くさそうな態度に少し腹が立った。ただで尋ねるのも申し訳ないのでフリスク系のタブレットも買ったが、そのお釣りもトレイに投げ出すように返され、そちらも相まってむっとしたが、このお釣りの渡し方はこちらでは普通のようだ。旅の後半にはすっかり慣れ、帰国後日本のコンビニで手を握って渡されるのを気持ち悪く感じてしまったほどだ。

しばらくさまよっていると雨が降ってきた。もう断念してピラミデ駅により、フォロ・ロマーノ最寄り駅のチルコ・マッシモ(Circo Massimo)駅に移動した。フォロ・ロマーノへすぐ辿り着いた。チケットはオンラインで事前に購入済で期待通りスムーズに入れたのだが、夕方近い空いている時間帯なので窓口でチケットを購入していたグループもスムーズに入れた。

フォロ・ロマーノに入って間もなく遺跡はちらほらとあるが広い公園のようでしばらく散策すればすぐに飽きそうだと当初は思っていた。
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歩き進むうちに広い広場の跡があった。「スタディオ」。馬場、または競技場の後では亡いかとのことだ。上から見下ろせるようになっていて直接入ることは出来ない。正面から見てみるとなんとなく人の顔に見えて可愛い。
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夕方で日差しが和らいできた。草花に囲まれた遺跡は郷愁に浸り佇む老人の趣があり良い光景だ。
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遺跡の一部は至る所に置いてあり、あるいは放置されていてずいぶんおおらかに管理されているものだ。盗難や損壊されることはないのだろうか。おもわず心配してしまう。
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フォロ・ロマーノとは古代ローマの政治や文化の中心地でフォロという言葉は広場を指す言葉だそうだ。フォーラムの語源でもある(wikipediaより)我が日本が縄文時代だかウホウホとみんなで狩猟していた時代に趣向を凝らした建築物で構成される都市を築いていたとは恐れ入る。

Foro Romano フォロ・ロマーノ #theta360 – Spherical Image – RICOH THETA

散策途中、陽気に誘われてかトカゲをよく見かけた。グリーンに黒のドット柄というべきか、日本ではみかけない柄。ひいき目かも知れないがやはりおしゃれに見えてしまう。なにもかもセンスがある。
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カモメもよく見かけた。カラスやスズメと同じくらい或いは多いくらいに見かけた。
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こちらのカモメは多くの観光客が撮影していたモデルさん。こころなしか表情も必要以上にきりっとしている。人が近づいても飛び立つことなくこの表情で多くのカメラに記録されていた。
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先に進むと、フォロ・ロマーノは想像以上に広大で時間がいくらあっても足りない。2時間程度で見終えると思ったが、施設を隈無く通り過ぎるだけでも11時間以上はかかる。他の施設全般に言えるのだが次回また機会があればもう少し余裕を持って訪れたい。予備知識があまりないまま訪れて、帰ってから写真を元に遺跡とその名称や歴史を一致させている。こちらは「セプティミウス・セウェルス帝の凱旋門」のようだ。凱旋門は至る所にあってどれもすばらしい装飾が施されている。
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遺跡の保護は最近のことらしく以前はわりとぞんざいに扱われていて、こんな風に遺跡の古い建物の上に新しい建物を増築していたりする。古い様式と新しい様式のハイブリッド版それでも違和感なく荘厳に見えるのはやはりローマ人の血を引く人達のなせる技か。
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この特徴的な3本柱は「カストルとポルックスの神殿」だそうだ。勝利の神を讃えるために建てられた神殿で柱の一部でこれなのだから全体はかなり大きな神殿だったのだろう。
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遺跡内に一部近代の建物で覆われた施設が有り、そちらには壁画など屋外では損傷を受けそうな遺跡が展示されていた。これはお風呂に入っている絵だったとおもう。
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こちらの壁画は聖者を表している。キリストかその弟子だったような気がするが説明書きを覚えていない。
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ローマはもともと多神教の宗教を持っていてその後キリスト教を取り入れた歴史がある。そのため古い古代神を祀る施設や遺跡は大事にされなかったようだ。

「サトゥルヌスの神殿」。農耕の神とのこと。何度か再建された神殿で残された柱からその大きさを想像してみる。資料によると紀元前500年の建物だそうだ。この時代にこの巨大な建造物をつくるとは。建築技術の高さに驚愕してしまう。
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そして、最後は一度外に出てコロッセオに行こうとしたのだが、閉場時間が過ぎて入ることができなかった。フォロ・ロマーノの壮大さに時間の調整が追いつかなかった。
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カラカラ浴場にも足を伸ばしたがそちらも閉場。残念だが日を改めて再挑戦しよう。路上のフルーツショップでイチゴを買って歩きながら食べた。酸味と甘みのバランスが良く疲れた体に沁みる。旅で疲れたときはエナジードリンクなどよりもみずみずしいフルーツの方が疲労を和らげるものだ。
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もう少しがんばって、ローマの休日でおなじみの真実の口へ。教会の外側に設置されている。元は古代ローマのマンホールの蓋らしいがなんと贅沢な。昔は夜でも自由に出入りできたという話を聞いたが、今日は残念ながらクローズされていて中に入ることは出来なかった。お決まりの手を口にいれての真実の判定はお預け。今回の旅ではとうとう叶わなかった。いずれ実現すべき人生の宿題としよう。
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夕方少しフォロ・ロマーノの向いにある丘の上でベンチに座って眺めていた。古代ローマに思いを馳せて…ということはなく、ただ夕焼けにたたずむ姿をしばらく見ていた。良い時間だ。ちなみにこの僕の着ているTシャツは去年ベトナムで買ったTシャツ。
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最後にフォロ・ロマーノのVR動画を。

(つづく)